一から始めるオプション取引

よくわからないままオプション取引を始めた素人が学び直し、結果報告するブログです

”ボラティリティー” volatility

皆さん明けましておめでとうございます。波乱の大発会でしたが、皆さんはうまく利益出せていますか⁇僕は年明けに仕込んでいた日経225OP19/02C 22250を、昨日568円のプラスで利確してました笑 12/27にプレミアム37円で買い、その後日経が上がっても反応が悪いので、深追いするのをやめました。年明け前は+20000円くらいあったので、素直に株価と反応しませんね。
今日はボラティリティについて書いてみたいと思います。書いてみたいとは思いますが緩い感じですので、ふーんくらいに見ていただければ嬉しいです。そしてかなり長くなってしましました。申し訳ありません。。。
ボラティリティはオプション価格変動幅の比率のことです。要はオプションの価格の上下のふり幅のことです。ボラティリティは過去の平均化によって算出されるヒストリカルボラティリティ(HV)と、現在取引されているオプション価格から算出されるインプライドボラティリティ(IV)があります。いきなりなんのこっちゃですよね。まずオプションのプレミアム価格が何によって決まるかを理解する必要があると思います。プレミアム=権利行使価格・日経225の現在値・期日までの時間・ボラティリティから算出されます。ここに数値を入れていくのですが、現在取引されているプレミアムの価格を代入すると何が求められるでしょうか。今現在のプレミアム価格を代入するので、先ほど述べた通りこれからはIVが求められます。このIVは過去の平均から算出される理論値であるHVとは一致しないことがあります。むしろそこがチャンスです。理論値であるHVと現在の実際のプレミアム価格から求められたIVに差があるということは、それだけ現在のプレミアム価格が平均から逸脱した数値であるといえます。相場が落ち着いてくれば逸脱した数値も理論値に近づいてくるので、逸脱した一瞬がチャンスです。繰り返します、HVとIVの不一致がチャンスです。重要なのはHVとIVの差で、この差が大きいとボラティリティが高い(プレミアム価格が平均から逸脱している)、差がなければボラティリティが低い(プレミアム価格が理論値と変わらない)といえます。ではなぜHVとIVに差が生まれるのでしょうか。それは相場が急騰・急落したとき、それぞれの期待や恐怖があまりにも大きくなり一時的にプレミアム価格が理論値を超えて急騰・急落するからです。皆さん経験があると思いますが、急落時のいくらなんでも今の価格は安すぎるだろうってやつです。売りが売りを呼ぶってやつですね。それを客観的にとらえたものがボラティリティであり、プットであればIVが高ければ買いのサインになります。では最も重要な、IVがどのくらいであれば高くて、どのくらいであれば低いのかといった指標ですが、探しきれませんでした。。。こはかなり重要になってくるので、引き続き調べて報告したいと思います。文字ばかりの説明で申し訳ありません。チャートなど使えればよかったのですが。今後精進していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


余談ですが、
私が今回ボラティリティについて調べようと思ったのは、去年12月の暴落の時の1月期限のプット20000-18000までのチャートをみていて、”鋭く上げすぎてない?” ”ここから急落しているチャートよく見るな~” ”めっちゃ売りで入りたい” と思ったのがきっかけです。今チャート見ると、みんなダダ下げしています。つまりあの時のボラティリティはかなり高かったと言えそうです。12/26時点の19/01 P 18000のプレミアムが最大で390円で、IVは40%近くあった気がします(日経225は19000くらい)。今回で、IV40%はボラティリティが高いかもという経験を一つ手に入れました。今後検証していきたいと思います。